【レポート】新宿INBOUND LEAGUE 日本のインバウンドをリードする場所

INBOUND LEAGUEは東京メトロ新宿三丁目駅E1出口より徒歩2分。新宿のど真ん中に位置し、日本におけるインバウンド業界のメッカとなることをコンセプトにスタートしたスペースです。

ビル丸ごとINBOUND LEAGUEのスペースで各階にはシェアオフィスはもちろん、外国人のためのシェアハウスや日本文化体験サロンなどもあり、まさにグローバルとローカルのために作られた場所と言えるでしょう。2017年10月20日にオープンしたばかりの新しい施設ながら、そこには既に新しいカルチャーが芽生え始めています。

 

日本のインバウンドをリードする場所

新宿三丁目といえば東京のど真ん中で、観光客もよく訪れるようなスポット。JR新宿駅からも程近く、様々な方向からのアクセスに優れた街です。そんな新宿三丁目のビル丸ごとをインバウンドをコンセプトとしたスペースとして改装し、2017年10月20日についにオープンとなりました。今回はそんなINBOUND LEAGUEのビルを丸ごと紹介します。

東京メトロ新宿三丁目駅E1出口よりスタート。正午ごろでしたが、人通りも多くさすが新宿といったところでしょうか。

 

出口を出たら右手に進んでいきます。

 

大通りから一本入るので、地図は一読しておいた方が良いかもしれません。徒歩2分なので、気付いたら到着しているはず。

 

こちらがINBOUND LEAGUEです。かなり駅チカで、なおかつスタイリッシュな外観となっています。

 

1階入口前にはとんかつや焼きそばなど、日本の料理をテーマとしてオリジナルのブリトーを販売する「burriTOKYO」のフードトラックが平日11-17時で営業しており、INBOUND LEAGUEの利用者はもちろんのこと、周辺施設で働く方や近隣住民の方も足を運んでいる様子でした。

 

INBOUND LEAGUEは、LEAGUE銀座、LEAGUE有楽町を手掛けるUDS株式会社が運営しています。「Best Colleague for Good Community – 最高の「同僚」とつながるコワーキングスペース」をコンセプトに展開するLEAGUEでは、常駐のコーディネイターによるコミュニティ形成や、テーマ別コミュニティ”LABO”の運営などの多様な仕組みで、所属や経験を超えたコラボレーションが生まれることを目指しています。

 

入り口から最初に目に入るのはトゥクトゥクですが、後ろの壁には映像が映し出せるようにもなっていて、普段は春夏秋冬をモチーフとした電動掛け軸がかかっています。

 

1階はガレージと名付けられ、オフィスの受付窓口はもちろん、地方の暮らしを体験できるツアーを造成・販売するELLISTAのツアー情報・館内イベントを確認できるサービスカウンターがあります。サービスカウンターにはコーディネイターが常駐し、適切なサポートが徹底されているので、何かわからないことがあっても安心。

中国から見た日本地図を松の木に見立て、左にフラミンゴ、右に鶴をあしらうことで独特の和洋折衷感を出しているとのこと。世界から日本を見つめるという意味で、TENGU WORKSさんが手がけています。

 

tokyobikeとコラボしたレンタサイクルは3,000円/日。東京を自転車で駆け回ることもできるように。また、荷物預かりサービスも小 300円 / 大 600円で、実施しているので手ぶらで出かけることもできます。

 

汗をかいたあなたのために700円 /回でシャワールームまで完備。ロゴがかわいいので、おもわず写真に撮りたくなりますね。

 

会社名が入った社名板。障子のようなデザインが印象的。オフィスはすでに内見に来た方もとても多く、早目に決まってしまうかもしれません。

 

続いて2階のスペースに進んでいきます。

インバウンドをテーマとしたイベントなどが行われるセミナールーム、動画撮影スタジオ、ワークショップルーム、ミーティングルームからなり、全て繋げると100名規模でのセミナー開催も可能な広大なスペースになっています。

 

FUJIはセミナールーム、KOTOは動画撮影スタジオ。BILLUND、BIWAはそれぞれ会議室です。細かい部分にもお洒落ゴコロが垣間見えます。

 

こちらがセミナールーム。スクリーンやスピーカーなど設備が充分に整っていて、快適なセミナーやイベントを行えること間違い無しでしょう。

 

実はこちらの演台は一から制作したとのこと! PC・アダプタ・飲料をしっかり置けて、聴衆から見える位置に登壇社名が表示できるiPadを設置して、プレゼンテーションに適したものとなっています。

 

もちろんミニキッチンも自販機も完備。

 

壁を飾るのはブロックによるウォールアート。開業のタイミングでアートワークショップをした際に制作されたものです。

 

3階に進んでいきましょう。

3階はライブラリーが併設されているワークスペース。セキュリティエリア内の半個室のブースから、専用デスク、フリーアドレスのビジネスラウンジまで3種類のスペースから、ちょうど良いスペースを選ぶことができます。

基本はよもぎ色で統一され、差し色としてうぐいす色が入っているアートデザインになっていて、どこか和の心を感じさせる雰囲気です。

 

ライブラリーはフリーアドレスで使えるビジネスラウンジ横に設置されています。気になった時に手にとってアイデアの足しにしたり、息抜きに眺めたりすることも。

 

内沼晋太郎さんが率いるNUMABOOKSが選びぬいた、「世界中の言語で書かれた日本の観光ガイドブック」や、「知っておくべき日本文化に関する基本図書」などを300冊集めた日本初の図書館があります。

普段日本人の私たちは分かりづらい、海外から見た日本についてリアルで最先端の情報をここから得ることができます。

 

簡単な打ち合わせや社外の人とのmtgなど、使い方は自由自在。

 

個人で集中して作業したい時は窓際のスペースへ。スポットライトにより快適な明るさで作業することが可能。

 

ウォーターサーバーの他に冷蔵庫も完備されていて、何不自由ない設備となっています。

 

目立たない場所にしっかりとコピー機が。この他にも会員になると賃料に含まれるサービスとして、ミニキッチンやラウンジ、水道光熱費に定期清掃など多くの特典を受けることができます。

 

リモートワークをする人にとっては嬉しい、skype用の部屋も。ここであれば気兼ねなくオンライン会議をすることもできます。

実はこのスペース、「気兼ねなくskypeできるスペースが欲しい」というLEAGUE会員の声から実現したとのこと。チームのメンバーと同時に通話することも想定されていて、2席設置されているのがユーザーのことを考えてくれている部分ですね。2つのskypeスペースがあります。

 

机部分は竹の積層材を使用し、衝立てはポリカーボネート+和紙で作られています。こんな細部にもこだわっているのがINBOUND LEAGUE。もちろん手元はライン照明で明るくなっているので作業に集中できる環境です。

 

ブースを分ける間仕切りは高さ1400mmに設定されていて、座っていると個室のように。立ったり腰を上げたりすると、周りを見渡すことができるという絶妙な高さ。LEAGUE銀座・有楽町から受け継がれた設定になっています。

 

中はちょうどいいサイズ感で、コミュニケーションに困ることなく作業が捗りそう。

 

ロッカーも用意されているので、大型の荷物や貴重品などを取り扱う場合も安心。

 

4・5・6階は多様なタイプから選べるサービスオフィスが展開されています。

2-30人まで利用可能な個室のオフィス空間があり、その他にも1階に常駐するコーディネイターによるビジネスマッチングやオフィス受付機能も完備。もちろん会社登記も可能です。

廊下は一見すると少し狭いかな?と思うようなスペースですが、専有部分を広くするための仕掛け。

 

実際に入居するスペースはとても広々としており、また天井の高さもあるためかなり開放感のあるスペースになっています。

 

窓もしっかりとあり、光と風をもたらしてくれることでしょう。

 

こちらは10名用家具付きスペース。家具を置いてもその広さは圧巻で、様々なレイアウトを試したくなるようなスペースです。

 

各階にミニキッチンが付いているのも嬉しいポイント。水回り関係は実際に働く中で気になってくる部分だからこそ、キッチリとケアされています。

 

こちらは2人用の部屋。一見すると普通のシェアオフィスっぽいスペースですが……

 

やはりこちらも天井がとても高いので、閉塞感がまったくありません。少人数用の部屋の場合どうしても窮屈になってしまうケースが多いのですが、こちらはしっかりと対策されています。

 

7階は日本に来ている外国人の方のための6室限定シェアハウスになっています。出身国と日本を繋ぐ架け橋がテーマで、入居者はINBOUND LEAGUEアンバサダーとして、運営側でイベントの企画やワークショップへ参加することになり、日本でのビジネスやキャリアのきっかけを得ることができます。

最上階の8階へ。

禅・書道・華道やケータリングで寿司など、日本らしい文化を体験できる和空間が8階の特徴です。また、開放的な屋上テラスでは朝ヨガやバーベキューも楽しむことができます。

2階でのセミナーの後、寿司職人を招いてのイベントや会食など、レンタルスペースとして利用するという形も想定されているそうです。

 

新宿のど真ん中の8階にある畳の空間は、冷静に考えると違和感がありそうなものですが、一切感じさせない日本古来の和室になっています。

 

とても明るい空間になっているのは、障子が上げ下げ障子になっているから。雪見障子とも呼ばれ、夕方日が陰ってきたら上を開けて光を取り入れ、夜は外の植栽を室内から見られるように下を開けるなどの楽しみ方があるのです。

 

外に出ると新宿の喧騒ながら、静かな日本庭園のような空間が現れます。

写真右奥のデッキでは植栽がされている他、朝ヨガなどのスペースとして活用されているようです。

 

 

INBOUND LEAGUEはその圧倒的な設備や空間はもちろんのこと、日本のインバウンドをリードする場所というコンセプトを全面的に押し出した施設となっています。まだオープン間もないものの、そこに人が集まり、新たな挑戦や価値観が生まれていく風景が見て取れるような場所です。こだわりのアートや空間デザインは見学に行くだけで十分価値ある時間を過ごせるかも。